[ CASE STUDY#8 ]

第一回ワクチン接種開始日に合わせて、
予約などの案内をするサイトを制作
全国の自治体の中で唯一スムーズな案内と予約を可能に。

新型コロナウィルスワクチン接種ガイド - 蒲郡市

  • WEB

POINT

蒲郡市の世帯数は8万人
集中するアクセスに耐えるバックエンドの構築

01他の自治体はサーバーがパンク

確かな技術力・正確なディレクションが求められる。

第一回のワクチン接種日に合わせて、各自治体が主体となり予約案内のWEBサイトを立ち上げていました。
蒲郡市も開始日が決まるなか既に予約を開始していた他府県は、アクセス数に耐え切ることが出来ずトラブルが相次ぎ、その様子はメディアで報道されるほどの状態でした。

混乱を防ぐため、優先度が高い高齢者から若年層、段階的に案内しなければならない中で、課題は主に3つありました。
■接収方法・場所・時間・接種までの導線をわかりやすく伝える。
■高齢者から若年層、市民全員にわかりやすいデザイン。
■集中するアクセスに耐えるバックエンドの構築。

接種の予約開始日から、スケージュールを鑑みると、かなり難易度の高い案件であることがわかりました。
人の命が関わるため、失敗は許されません。無駄のないディレクションと技術力が試されます。

02サイトデザインはわかりやすく。

見る人のことを考えたデザインに。

ワクチン接種の対象者は高齢者から若年者(12 歳以上)と全世代が対象となる当サイト。
そのため、誰にでもわかりやすくて見やすいデザインを追求。イラストやスチールを用いて難解な情報が簡潔に伝わるよう工夫しました。

03予約サイトへの交通整理

スムーズな予約を可能にするバックエンドの構築。

当サイトでは、各医療機関の紹介、予約窓口のアクセスの情報を掲載。予約の開始日には、蒲郡市の世帯数である8万件のアクセスが予測されていました。
予約サイト(別サイト)はアクセス集中を捌き切るだけのキャパシティがなく、サーバーがダウンする恐れがありました。
そのため当サイトから予約サイトへのアクセスを1分間のうちに一定数に絞るバックエンドを構築することで予約サイトへのリンクを制限。
そうすることで多数のエンドユーザーにとってページが表示できない待機時間があったと考えられますが、全国の自治体の中で唯一スムーズな予約を可能にしました。

04安定したWEBサイト

リアルタイムで、アクセス数を調整。

予約開始当日はサーバーをリアルタイムで監視。同時アクセス処理をゆるめたり、閉めたり、予約サイトの状況に合わせて調整しました。
その結果、サーバーがダウンすることなく予約も順調に済み、プロジェクトとしては成功を納めました。
その後も高齢者から若年層の予約も滞りなく進み、2回目3回目と順調に運用が安定していきました。
クライアント様・営業・弊社とやりとりの中で遂行した当プロジェクトでしたが、未曾有の疾疫であるコロナ禍において蒲郡市民の皆様のお役にたてた事を誇りに思える案件でした。