[ CASE STUDY#5 ]

JAあいち 新ブランド米
「愛ひとつぶ」ブランディング

「愛ひとつぶ」ブランディング - JAあいち

  • パッケージ
  • ブランディング
  • ロゴ

POINT

全国のブランド米に負けない、
愛知の誇れるブランドに。

01目指すべき方向性を定める

ヒアリングやリサーチを通じて、
新ブランドの目標をイメージする。

愛知の新たな顔として、厳しい品質基準を満たした、あいち米の最高峰と位置づけられる、新ブランド米が「愛ひとつぶ」の名称で販売されるということで、ブランドロゴ、米袋デザインなどの依頼を受けました。
はじめに、商品の特徴や想いなど、商品の背景をヒアリング。そして、全国の競合のブランド米をリサーチしながら、オリエンをふまえて新ブランドのイメージの方向性についてディスカッション。
あいち米の最高峰としての洗練されたイメージを備えながら、消費者の手に届きやすい価格帯であるということ。店頭で目にとまるためのインパクトを備えつつ、長く愛されるためのデザインであることを目指しました。

02ブランドの顔となるロゴの提案

長く愛されるブランドになるために、
ロゴが担うコミュニケーションを考える。

ブランドの目指すべき方向性をイメージしながら、様々なロゴ案を提案し、その中から、愛知の「愛」をモチーフとした案が採用されました。
「愛」をメインモチーフに、日本の伝統を感じる水引をイメージさせるデザインです。水引には人を結びつけるという意味もあり、食卓の主役である米が人と人を結びつけるという意味を込めています。また、伸びやかなラインは川の流れを連想させ、愛知県の豊かな水源も象徴しています。
このように愛知のブランド米として、どのような想いを込めて消費者に届けるのか、ブランドロゴがどんなコミュニケーションを担うのか、ブランドのあるべき姿をイメージし、長く愛されるよう想いを込めてカタチにしています。

03ロゴマニュアルの作成

ブランドのアイデンティティを、
正しく伝え、守るための、ロゴデザインシステム。

POINT:ロゴマニュアル

ブランドイメージを正しく伝えること、ブランドイメージを守ることを目的として、最低限の規定を作成させていただきました。視覚的なイメージに正しい取り扱いのルールを設け、統一的かつ効果的にブランドコントロールを行います。
水引のデザインは、端から端まで伸びやかに広がっている印象を大切にしています。

04米袋への展開

店頭で圧倒的存在感を示し、
消費者に選ばれるデザインを目指す。

POINT:米袋

ロゴマークを紙面の端から端までデザインされている状態で使用した、シンプルで堂々とした米袋のデザインとしました。店頭に並んだ時に他の商品郡に埋もれてしまわないためのインパクトと、あいち米の最高峰としての洗練されたイメージを兼ね添えたデザインを目指しています。
特にブランドカラーの主である「赤色」にこだわりを持って仕上げました。お客様や印刷会社と色見本をもとに、色のイメージや印刷方法についてディスカッション。このイメージの共有やディスカッションが、細部のクオリティーにつながったと感じています。

05紹介ツールやポスターへの展開

ブランドイメージを大切にし、
統一性のあるデザイン展開を。

POINT:紹介ツールへの展開

ブランド発表会で使用する紹介ツールやポスターなどのツールを作成しました。